2024/03/07 15:47

無洗卵のメリット


1. 保存が簡単:洗浄工程を経ていないため、殻に付着する保護物質(クチクラ層)が残っているため、無洗卵は保存が簡単です。洗浄してしまうと、殻についている保護物質が洗い流されるため、無数の気孔から細菌が入りやすくなり鮮度が落ちやすくなります。


2. 鮮度が長持ち:無洗卵は保存がしやすいため、鮮度を長持ちさせることができます。また、洗浄工程を経ていないため、卵の表面に細菌が付着しにくいという特徴もあります。


3. ナチュラルな味わい:洗浄をしていないため、殻に自然な保護物質が残っており、その特有の風味や食感が生きていると言われています。一般的な卵のほとんどは、汚れや雑菌を落とすために次亜塩素酸などで洗うので、保護物質は残っていません。無洗卵は本来のバリア機能のおかげで、一般の卵より日持ちします。



取り扱いについては、無洗卵を購入した場合には以下の点に注意する必要があります。


1. 衛生面を考慮する:無洗卵を使用する際には、殻表面に付着した汚れや細菌が気になる場合は、使用前に軽く水洗いすることをおすすめします。サルモネラ菌は自然界に普通に存在しています。仮にサルモネラ菌をニワトリが保有している場合、産卵時に殻の外に菌が付着する場合と、菌が中に入った状態の場合があります。サルモネラ菌が中に混入しても、増殖スピードは卵の保管温度によって変わること(理論的には 10℃57日、20℃30日、30℃13日は生食可能)。60度以上で加熱すれば殺菌できる等です。


2. 保存方法を考える:無洗卵は保存がしやすいとはいえ、湿気や高温を避け、冷暗所で保管することが望ましいです。また、賞味期限を確認し、期限を過ぎた卵は使用しないように注意しましょう。


無洗卵は、保存がしやすいことや鮮度を保ちやすいことから人気があります。

しかし、取り扱いには注意が必要な点もあるため、十分な衛生管理を心がけることが大切です。


79月は輸送トラックなど高温が予想されるので冷蔵便で発送しています。